最近のiPhoneへの不満

Apple

最近のiPhoneに魅力を感じない。
Appleが嫌いなわけではない。むしろ好きだ。正確には好きだった。

今もAppleに魅了されている人は多いが、そんな人には記事後半からは少々ショッキングかも知れない。

iPhone歴がそこまで長いわけではないが、AppleのiPhoneは高性能で使い勝手が良い機種だと思う。ドコモがiPhoneを取り入れたiPhone5Sから
iPhone6S
iPhone7
と現在に至るまでiPhoneを購入し使用してきた。

自身初のスマートフォン

iPhone5Sが発売された当初、今はなきREGZAフォンのT-02Dというandroid端末を使用していた。

指紋認証が背面にあるタイプのAndroid搭載スマートフォンであり、高校生当時からガジェットマニアであった僕からしたら画期的であり魅力的な機種の1つだった。3年間使用した。

このころ携帯端末での指紋認証がは流行ったこともあり、スマートフォン、ガラケー共に
「指紋認証搭載=簡単なロック解除」
というようなキャッチコピーがあふれていた。

iPhone5S

そこでiPhone5Sにも指紋認証があることを知り機種変更を決めた。はじめてのiPhoneということもあり、iOSに不安を感じる面もあったが、特に問題も起こらず簡単に使いこなせたため、すぐに受け入れることができた。

その頃の指紋認証は指紋読み取りセンサーがザラザラな素材でできており、指紋センサーが汚れることや、表面のザラザラがすり減ってしまうことで指紋認証の正確さが段々と欠けていく(指紋認証成功率が下がっていく)と言った問題もあった。

しかしiPhone5Sはどうだ。
ホームボタンの真っ平らで光沢のあるガラス面にはセンサーが埋め込まれていることなど分からない。ガラスであるがゆえ、汚れなどを拭き取るのも一瞬。目で見ても、使い込んで行っても指紋認証の速度現象や劣化もない。必ず使用する『ホームボタン』に『指紋認証センサー』が搭載されている。

完璧だ。

他の人からしたらどうでも良いロックを解除する動作かもしれないが、僕がiPhoneに引き込まれていったのはそこからだった。

正直、Androidに負けることはなかったし、Androidよりも時代を先取っているという感覚はあった。

時代を先取るといえば、こんなことを思ったことがある。

赤外線通信

同時代にはAndroidやガラケーに『赤外線通信』が搭載されている機種が多かった。電波環境が悪くとも、基地局を挟まず端末同士で通信でき、電話帳や写真ファイル(当時は画質も悪く低用量であった)などを送信できる通信方法であった。iPhoneシリーズは一貫してそのような機能を搭載したことはない。

iPhoneに搭載されなかった赤外線通信は見事と言わんばかりに他の機種からも消えていった。

はっきり言って『使わない』のだ。

こういった使わない機能を搭載しないのが時代を先取るiPhoneであると考えた僕はますますiPhoneというものに惚れ込んで行った。

ドコモの2年契約が終える頃には電池持ち以外不満に思っていることはなかった。iPhoneを問わずリチウムイオンバッテリーというものは、500回の放充電で20%程度劣化するという特性があるためここは致し方ない。

500回充電したら…

ではなく

100%を500回使い切ったらという意味合いだ。

iPhoneの充電は満充電で100%だが、これを50000%使用すれば500回ということになる。

2年経ち、新しくiPhone6Sに機種変更。

ということもあり2年間使ったiPhoneの電池交換を自ら行ってみたがバッテリーは無事復活。ちなみに僕のiPhone5Sのバッテリー劣化具合は46%ほどだった。新品のiPhoneの時と比べると54%しか使えないのだ。よく耐えたな。ありがとう。

iPhone6S

大きさにとまどったiPhone6Sだったが、iTunesによるスムーズな機種変更、使い勝手の変わらないiOSには大満足と驚きだった。全く使い勝手が変わらないというのはiPhone以外のスマートフォンではありえない。

しかも1度惚れ込んだ指紋認証が『2世代』となって爆速に生まれ変わり帰ってきた。デザインは全く同じ洗練された1枚ガラスだ。実にスマートだ。

3Dtouch

そして6Sからの新機能『3Dtouch』

今までのiPhoneに拡張機能がついたように、アプリやメニューからポップアップを出せる。押し込む強さで二段階の操作が可能であり、タッチ画面の快適さが変わった。また、3Dtouch使用時の画面に指がめり込んでいるかのような操作感。

うっとりするほど快適だったことを覚えている。

前前機種のiPhone5S
前機種のiPhone6

この2つから進化したiPhone6Sは様々な機能が追加されて削られてきた機能は何1つなかった。

ここまでiPhoneは完璧な進化を遂げてきたが、ついにAppleが間違いを犯してしまう。

iPhone7

iPhone7には防水機能(正確には耐水機能)が搭載されたはじめてのiPhoneだ。最後に使ったAndroid端末T-02Dが防水だったこともあり、僕は心踊った。しかしAppleの発表会でiPhoneの異変に気がつく。

イヤホンジャックがない。

これは大問題だ。当時世の中に存在する95%がイヤホンが3.5ミリのイヤホンジャックを採用していた。

なぜ無くした。

防水のためか。

機能的な等価交換であり、それ以外の選択肢がなかったのであれば仕方がない。しかしそれは違った。

同時期発売SONYのXperiaは防水機能を搭載したキャップレスイヤホンジャックをリリースしていたのだ。その後に他のスマートフォンも平然とした顔で防水対応のイヤホンジャックを搭載させている。

どうしたんだApple。

過去の赤外線通信のように今後使わなくなる機能なのか。いやそうではない。

2019年現在もイヤホンジャックを求める声が多数ある。AppleはiPhone7で大きな間違いを犯してしまったのだ。

それ以降のiPhoneでイヤホンを使用し音楽を聴きたければ

付属のイヤホンを使う。
Bluetoothイヤホンを購入する。
変換アダプタを使う。

我々は確実に3つのどれかを選択せねばならない。

まず付属のイヤホンに関しては僕の耳には合わない。音質の良さは認める。しかし、散歩中、簡単に耳からこぼれ落ちてしまう形状のものをイヤホンとは呼べない。

次にBluetoothイヤホンだ。
ワイヤレスで音楽を聴けるということは快適であり、ストレスフリーかもしれない。
しかしだ。
iPhoneよりも電池が長持ちするBluetoothイヤホンは存在しないと言ってもいいほど見つからない。それにたくさん買って試すことが難しい。実に高額すぎるのだ。iPhoneよりも寿命の短いバッテリーに縛られたイヤホン生活など耐えられない。

iPhoneと同等の電池持ちといえばApple公式のAirPodsであり価格は16,800円(税抜き)だ。イヤホンジャックをなくしておいて高額のイヤホンを売りつけるAppleに憤りさえ感じる。消費者を舐めるにもほどがある。これをiPhoneの付属品として同梱させるくらいのことをしなければ当時の消費者は納得しなかったはずだ。少なくても僕はそうだ。

最後に付属の変換アダプタだ。これが選択肢としては最もありえない。

まず、付属品として変換アダプタをつけるということはイヤホンジャックがなくなって困る人がいるという事をわかりきった上でイヤホンジャックを排除したということになる。

僕たちは舐められている。

しかも、他の機器にはほとんどイヤホンジャックを搭載しているじゃないか。イヤホンを使いまわす時にiPhone専用の忌々しい小さな変換アダプタをどこに収納すればいいのか。さらに言えばとても無くしやすい。音楽を聴こうと思った時には、部屋、カバンの中、車のダッシュボードの中。至る所から変換アダプタを見つけなければならない。無くした場合には1000円以上もする物を再購入せねばならない。

このように退化と言わざるおえないiPhoneを手にした時に僕の中のAppleへの愛や魅力、そういった類の感情は一切なくなった。

偉大なジョブズがいなくなったAppleはこれからも間違いを犯すと確信したからだ。

iPhone8

iPhone8からはここに画像を張り付けるのも億劫なくらい魅力を感じない。

7とほとんど変わらず。誰も使わない無接点充電と引き換えに割れやすい背面ガラスを採用

背面ガラスはiPhone4、4Sでも採用されていたが、その時とはわけが違う。2.5Dガラスという丸みを帯びたガラスだとどこから落としても必ずどちらかの面が砕け散ってしまう。

7と比べるとどこかのガラスが割れる確率は2倍だ。これも退化と捉えており、僕は購入はしていない。

iPhoneX

相変わらずの両面ガラス。割れやすい上にホームボタンの廃止。
当初のiPhoneのキャッチコピーを覚えているだろうか?

「他と違い説明書がいらないスマートフォン」

ジョブズは確かにこう言った。

iPhoneXはどうだ。
誰かに言われなければホームへの戻り方もわからない。

さらには指紋認証の廃止。

ポケットから出す瞬間のホームボタン操作で顔の正面に来る頃にはホーム画面を拝めるのが最近のiPhone。しかし、iPhoneXはロック画面を眺めなくてはロックを解除できない。マスク不可、サングラス不可。いくら写真による顔認証でなく、高度なセンサーを使用しても、解けなければ意味がない。手袋をして指紋センサーを触るようなものだ。

デュアルレンズに惹かれたことはあるが、正直Androidでそれ以上の性能を持ったものがiPhoneよりも安価で発表されている。

僕はもちろん購入していない。

iPhoneXS XR

CPU性能などは上がっているかもしれないが、もはや素人にはわからないレベル。知人にiPhone XとXSを比較したものがいたが、速さの体感はほぼ変化なし。実際ヘビーユーザーでもiPhoneのCPUを100%使用する人はまずいない。一般ユーザーの使用しない部分を高機能化して値段を釣り上げられても困るのだ。

XRに関しては3Dtouch非搭載。ホームボタンも指紋認証もデュアルレンズもない。こいつはなんだ。もはやiPhoneを名乗るべきではない。

どちらも購入していない。

高額

iPhoneは高機能で周りと差をつけることでユーザーを満足させてきたが、Androidが進化した現在、iPhoneは高額なブランド品でしかない。僕自身スマートフォンというものに15万円も投資する気は無い。スマートフォンを5万円、残りをPCに投資すればガジェットライフはより良いものになる。

防水、防塵は中途半端

いつまでたっても『耐水』と濁すiPhone。
完全防水はいつ来るのか。Androidは完全防水をいくつかリリースしている上に、浸水による故障を商品の欠陥であったと謙虚な姿勢を見せ、無料修理、交換をするメーカーもある。iPhoneはいつまでたっても耐水。水没の故障による修理は驚くほどに高額だ。

失った信頼

iPhone5Sから始まったAppleへの信頼はiPhone7で終わってしまった。これからも退化を続けるAppleであれば、もう僕の視野には入ることはないだろう。

Appleを罵倒しているわけではなく、信頼していたからこそ、ここまでの意見が出るのだ。

今年の9月。僕にとってApple最期の発表会にならない事を心から祈る。

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